60種類を調査して分かった!タイプ別・最強おすすめ枕7選【理想の寝心地】

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あなたが今使っている枕、昔なんとなく買って、そのまま使い続けていませんか。

もしくは、何度か買いかえてもしっくりくる枕が見つかっていないのではありませんか。

こんにちは、上級睡眠健康指導士の吉田です。

枕って、選ぶのがほんとうに難しいモノだと思います。もちろん探せばたくさんの商品があります。でも、結局どれが良いのかわからないですよね。

そこで、私はイマ売られている代表的な60種類の枕を調査し、試した上で「オススメできる!」と確信した枕を7つ紹介します。

もし寝心地の悪い枕を使っているなら、快眠から遠ざかっているかもしれません。枕を変えて、少しでも快眠に近づいていただければ幸いです。

目次

60種類の枕を調査

今回の記事にあたって、現在売られている60種類の代表的な枕を調査しました。

基準は、次の3つです。

  1. 枕の高さが調節できるか、サイズが豊富にあるか 
  2. 柔らかすぎず、硬すぎない寝心地であるか
  3. Amazonなど通販で手軽に買えるか、返品制度はあるか

60種類の中から、オススメしたい枕は7つとなりました。

スタンダードな枕の価格別オススメ3選

まず、スタンダードな枕として、オススメは次の3つです。

商品名① Betten Hoffman やわらかウオッシャブル枕② テンピュール「オリジナルネックピロー」  ③ アイリスオーヤマ 匠眠
枕の画像
特徴☆ ホテル枕のようなふんわりした柔らかさ
☆ 洗える
☆ 細かく高さ調節可能
☆ しっかりフィットする柔らかさ
☆ サイズが選べる
☆ 安い
☆ 洗える
☆ 3段階の高さ調整可能
こんな人にオススメ誰にでも合いやすい品質を重視する枕にお金をかけたくない
価格(税込)5,680円9,200円(XS)
11,039円(S)
12,190円(M)
12,150円(L)
2,280円
商品ページAmazonAmazon / 楽天市場Amazon / 楽天市場

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これら3つは比較的にどんな人にでもオススメできると判断した枕ですので、こまかく考えず、お値段で選んでいただければ良いと思います。

また、いびきや肩こりの改善など、枕に求めるハッキリした目的がある場合は、記事の後半で紹介する4つの枕を選んでください。

まずは私のイチオシであるBetten Hoffman ウォッシャブル枕から、順に枕を見ていきましょう。

1.迷ったらこの枕を使おう

まずどんな人にでもオススメしたい枕は、Betten Hoffman やわらかウオッシャブル枕です。

誰にでも合いやすい寝心地で、Amazonで買える枕としてバツグンに使い勝手の良い枕です。迷ったらコレ!と言ってもいいでしょう。

特にこんな人にオススメ!
・シンプルで使いやすい枕がほしい
・ボリュームがあって、ふわふわした枕が好き

気持ちいいホテル枕のような寝心地

この枕で寝ると、本当に気持ちいいです。見ていただくと分かるように、フワフワです。例えるなら、ホテルにある枕のような感触ですね。

あまり人を選ばないような寝心地で、とてもリラックスできると思います。すぐにペシャンとつぶれるような感じでもなく、しっかり頭を支えるコシの強さも感じられます。

もちろん、ふわっとした感触の枕は他にもあるのですが、この枕を選んだ理由は「誰にでも合わせやすい」という点です。多くの方に試していただける枕としてオススメします。

中の素材を抜けばちょうど良い高さに

枕の寝心地を決める大事なポイントは「枕の高さ」です。枕を買ったときの一番多い失敗と言えば「高さが合わなかった」ということですが、この枕ではそんな失敗もないでしょう。

おそらく、この枕は多くの方が大きく感じるサイズです(高さ約15cm)。しかし少し大きいなと感じても、中の素材を抜けばちょうど良い高さに調整できます。

私の場合でいうと、小さなビニール袋2つぶんの素材を抜くとちょうど良い高さになりました。違和感なく、リラックスして眠れています。

使っても洗えば元通り

さらに、長く使う枕としてもこの枕はオススメできます。枕は、使っているうちに、どうしてもヘタってきたり匂いがついたりするもの。長持ちさせるには、こまめなお手入れが必要です。

この枕なら、ある程度は洗って元の状態に戻すことも可能です。洗濯機で洗えるようできた人工ダウンが素材につかわれています。

高さを細かく調整できて、洗えるという点でオススメしたいのはこの枕です。高すぎず、安すぎない価格から言っても、ふんわりしたスタンダードな枕としてはかなり良い選択だと思います。特にコレといったこだわりがなければ、ぜひこの枕を試してください。

価格:5,680円(税込)

高さ:8~15cm

サイズ:タテ63cm×ヨコ43cm

素材:人工ダウン

備考:メーカー問い合わせで中綿を追加可能

購入はこちら:Amazon

2.品質の良さで選ぶならテンピュール

基本的には先ほどのBettenHoffmanの枕がおすすめですが、フカフカしていて安定感がないと感じる方もいると思います。とくに小柄な方ですと、重みが足りずにそうなってしまいます。

そういう方には、包み込むような柔らかさのこの枕が良いでしょう。しっかりフィットする品質の良い枕として、テンピュール「オリジナルネックピロー」をオススメします。

特にこんな人にオススメ!
・寝たときの安定感がないとグッスリ眠れない
・多少のお金はかけても良いから、しっかりした素材の枕がほしい

ちょうど良いフィット感で、安眠に

テンピュールの枕は、しっかり頭を包みこむ柔らかい寝心地が特徴です。

動画のように、枕の形がキープされるような素材となっており、徐々にゆっくり沈み込むため、ちょうど良いフィット感です。これがとても自然な寝心地で、気持ちよく眠れます。

品質の良い柔らかめの枕なら、私は間違いなくテンピュールをオススメします。このタイプの柔らかくフィットする枕ではテンピュールがいちばんの選択でしょう。

お値段は少し高め でも買う価値はアリ

同じような質感の枕も他にはあります。例えばこちらのVADUU安眠枕など、安いものも見つかりますが、他の安いものはオススメできません。沈みがよく柔らかいため、自然な寝返りが打てずに姿勢が崩れたり、寝苦しくなってしまうこともあるからです。

ですが、テンピュールはこうした枕の欠点もクリアしていると思います。寝心地を損ねない適度なフィット感だからです。実際のレビューでも「安物とは違う!」との声もたくさん見かけることでしょう。

お値段はSサイズで1万1,000円ほどと、やや高め。ですが安い物をつかうより、しっかりしたホンモノを使ってる!という意識があると、より眠れそうな感じもしますよね。良い枕を使うなら、テンピュールをおすすめします。

買うなら、サイズを合わせてから買おう

最後に1つだけ注意点です。サイズを確認してから買ってください。枕のサイズはXSサイズからLサイズまで4つあります。あなたの体格にあったサイズを選ぶのがベストです。

体格
最適なテンピュール枕のサイズ
身長175cm〜の男性
Mサイズ(高さ10cm)・Lサイズ(高さ11.5cm)
身長160〜175cmの男性・女性
Sサイズ(高さ8cm)
身長〜160cmの女性
XSサイズ(高さ7cm)

目安としては、上の表を参考にしてください。迷ったら、低いほうを選ぶのがオススメです。たとえばSサイズかMサイズかで迷ったら、Sサイズを選ぶようにしてください。

万が一、高すぎると感じた場合、テンピュールは高さを低く調整できないからです。低かった場合は枕の下にタオル等をしいてかさ増しをすれば、買ったあとでもちょうど良い高さに調整できます。

サイズ:タテ31cm×ヨコ50cm

高さ:7cm(XSサイズ)、8cm(Sサイズ)、10cm(Mサイズ)、11.5cm(Lサイズ)

素材:テンピュール素材

価格:9,200円(XSサイズ)、11,039円(Sサイズ)、12,190円(Mサイズ)、12,150円(Lサイズ)

備考:3年間の品質保証つき

購入はこちら:Amazon / 楽天市場

3.コスパで選ぶならこの枕

枕にお金も時間もかけたくない!でも快眠したい!そんなコスパで選びたいあなたには、アイリスオーヤマ「匠眠」が良いと思います。

特にこんな人にオススメ!
・枕に対して特にこだわりはない
・安くても機能性に優れた枕がほしい

コスパよく、誰にでも合わせやすい

2,280円の安さにも関わらず、カラダに合わせることができ、コスパよく快眠が作れるのがこの枕です。あれこれ考えずに買って、パパっと調整すればちょうど良い寝心地に近づけられます。

中のシート2枚を抜き差しして、ちょうど良い高さに調整できます。他にも同じような価格の安い枕はあったのですが「調整できる」枕は、この価格では見かけません。

また、柔らかさもハードとソフトの2つから選べ、好みにも合わせられます。手洗いもできるため、機能性に関しては申し分がないコスパ最高な枕だと言えるでしょう。

安くても大丈夫?

一つ気になる点は、ちょっと安っぽい…ということです。寝心地も、柔らかいソフトタイプのものでもやや硬めな感じを受けるかもしれません。

もちろんこの枕でも合っていれば快眠はできるとは思います。ですが、どうせなら良いものを使いたい、こだわり派の方にはオススメしません。人によっては、1万円くらい出してみたほうが、睡眠へのこだわりも強まってより快眠に近づくかもしれません。

その辺りを気にしない方であれば大丈夫です。安く買いたいだけなら、家具のチェーン店に買いに行くよりも手軽ですし、この枕は自分のカラダにも合わせやすいためオススメできます。

サイズ:タテ37cm×ヨコ56cm

高さ:8cm(Sサイズ)・10cm(Mサイズ)

素材:ポリエステルわた・パイプ

価格:2,280円(税込)

購入はこちら:Amazon / 楽天市場

目的別オススメ枕4選

ここからは「いびき」「肩こり」など、目的別にオススメな枕を紹介していきます。

誰にでも合うわけではありませんが、枕に求めるハッキリした目的がある場合にはこちらの枕を試してみてください。

商品名④ YOKONE3⑤ 高反発まくらモットン⑥ フランスベッド スリープバンテージ⑦ スマホヘビーユーザーにおくるネックフィット枕
枕の画像
特徴☆ 横向き寝をキープしていびき防止
☆ 高さ調整可能
☆ 寝返りの打ちやすい反発力
☆ 50通りの高さ調整可能
☆ 90日間のお試し期間アリ
☆ カラダをはめる安心感
☆ 独特の柔らかさ
☆ デコボコ部分が首をほぐす
☆ 高さ調整可能
こんな人にオススメいびきをかいている肩こりがある横向き寝にこだわりがあるストレートネックだ
価格(税込)19,940円17,800円3,380円8,618円
商品ページ公式ページ“" / Amazon / 楽天市場公式ページ“"Amazon / 楽天市場公式ページ / Amazon / 楽天市場

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それぞれの目的にあった枕のイチオシを選出しました。

まずは睡眠の悩みとして多い「いびき」から見ていきましょう。

4.いびきを解消したいならコレ

毎晩のうるさいイビキをかいていて眠れない…そんな方への「イビキ対策枕」としては、YOKONE3“"がもっともオススメです。

特にこんな人にオススメ!
・寝ている間のいびきを指摘されたことがある
・ふだんから横向きで寝ることが多い

いびきを改善する設計

見ると分かるように、YOKONE3は少し変わった形をしています。その名の通り、横向きで寝るようにつくられた「横向き寝専用枕」です。いびきを改善するには、この枕がピッタリだと言えるでしょう。

いびきは、寝ている間に気道がふさがってしまうことが主な原因です。空気が通りにくいから、呼吸すると音がでる。このイビキを防止するために「横向き寝」が効果的だとされています。

実際に、2013年に台湾で行われた実験では、横向き姿勢をキープする枕をつかうといびきの回数が約50%も減り、トータルの睡眠時間ものびたと報告されています。横向きで寝るのが安定するから、呼吸がしやすくなり、いびきも減るということです(1)

YOKONE3でも、寝るとすごく横向きが安定します。寝返りをうつとしても、一定の範囲内でとどめてくれるような枕だと感じました。

もっとも手軽ないびき防止になるかも

実際のレビューでも「主人のいびきが減った!」などの声も寄せられており、横向き寝のいびき防止効果を実感されている方が多いようです。

いびきを本格的に改善しようと思うと、ダイエットや生活習慣の改善など、いろいろな対策をしないといけませんが、まず「枕を変える」ことは手っ取り早いかんたんな方法です。

いびき対策として、特殊な形で横向き姿勢をキープするこの枕をつかってみてください。普通の枕で横向きに寝るだけでは、寝ている間に横向き姿勢が崩れてしまいます。いびきに心当たりがあるなら、ぜひ試してほしい枕です。

くわしいレビューはこちら:いびき対策に最強の枕!YOKONE3を口コミ徹底レビューします。

サイズ:タテ37cm×ヨコ63cm

高さ:9cm〜12cm(調整可能)

素材:ウレタン

価格:19,940円(税込)

購入はこちら:公式ページ“" / Amazon / 楽天市場

5.肩こりを改善したいならコレ

肩こりを改善したいなら、高反発まくら「モットン」“"が良いでしょう。身体をラクにするよう考え抜かれた枕ですので、使っているうちに、肩こりの悩みも忘れてしまうかもしれません。

特にこんな人にオススメ!
・カラダが痛くて寝返りを打つのがつらい
・朝起きたとき、カラダが痛い

寝返りが打ちやすい弾力性で、肩がラクに

この枕で寝ると、しっかりと身体を受け止めてくれる弾力性が感じられます。とても寝返りのうちやすいちょうど良いフィット感で、変な力がかかりません。とても自然でラクな寝心地です。

人は寝ている間に20~30回ほどの寝返りを打つとも言われています。この枕なら、ラクにコロコロと寝返りを眠れるから、一晩中リラックスして、肩もラクに眠れるというわけです。

柔らかい枕によくありがちなんですが、最初は気持ち良いけど寝返りを打とうと思ったときに身動きがとりずらい…という寝苦しさがないのが嬉しいポイントですね。

50通りの高さ調節で、首もラクに

さらにもう一つ嬉しいポイントは、この枕は高さを簡単に調整できること。それもこまかく50通りにカスタマイズが可能です。自分にあった高さで、寝たときもスッとラクな寝心地になるはず。

枕の高さがあなたのカラダにあっていないと、首に負担がかかってしまい、肩コリはもちろん猫背や腰痛にもつながってしまいます。

ですが、徹底して調整できるこの枕なら、高さが合わない心配もないでしょう。中のシートを抜き差しすることによって、首の形に合わせてこまかく調整できる。他の枕にはあまりない良心的な設計です。

90日間のお試しもOK

この枕は90日間はお試しできるのも良いところです。もし合わなかったとしても、返品できます

合わないポイントがあるとすれば、寝たときの素材感ではないかと思います。特に、ウレタンの素材の感じは使ってみないと分からないかもしれません。私自身は気にするほどではないと感じたのですが、匂いとムレ感が気になるという方も若干おられます。

とは言え、気になるポイントはそこだけです。誰にでも合わせやすいつくりですので、まずは試してみてもいいでしょう。

他にもTHE MAKURAなどの肩こりにオススメの枕はあるのですが、価格が比較的に手頃で、返品もできるこの枕を選ばせていただきました。

くわしいレビューはこちら:肩こりにおすすめの枕!高反発まくらモットンが間違いない3つの理由。

サイズ:タテ40cm×ヨコ55cm

高さ:3~11cm

素材:ウレタン

価格:17,800円(税込)

備考:90日間の交換・返金保証つき

購入はこちら:公式ページ“"

6.横向きで寝るならコレ

横向きで寝ることが多いなら、フランスベッドスリープバンテージがオススメです。横向き寝にこだわりのある方なら、きっと気に入っていただける枕だと思います。

特にこんな人にオススメ!
・開放感よりもフィット感重視
・かわいいデザインが好き

特殊な形にカラダをはめる安心感

まず、なんと言っても横向きで寝たときの安心感がこの枕を選んだ理由です

狭いところに入ると安心する方ってよくいませんか?私もそうなんですが、特にそういう人に良いですね。言うなれば、普通の枕と抱きまくらの中間のような、ありそうでない形の枕です。

見るとわかるように、ちょっと変わった形をしています。特殊な形が、寝ている姿勢をキープしてくれるため、非常に安定感のある寝心地です。寝てみると、すっぽりカラダをはめる感じが気持ち良くてとてもリラックスできます。

柔らかさと高さはやや人を選ぶかも

柔らかさに関して言うと、素材のポリエステルわたが詰まった感じは、柔らかいとも硬いとも言えない独特な柔らかさです。変な例えですが、むちむちの太もものような感触です。ひざ枕が好きな人にも良いかもしれません。

高さは13cmと横向き寝に合わせて高めに設計されています。一般的な体格に合わせて作られてはいますが、小柄な方にとっては枕が高くて使いづらいかもしれません。

とは言え、この枕の良いところは、ななめ横向き寝になって自分で角度を変えながらちょうど良いポイントを探せること。細かく高さをを合わせなくとも、快眠ができる。そんなフトコロの広さのあるこの枕、クセはありますが気にいる人には大ヒットでしょう。

その他の枕や横向き寝のメリットについては、朝まで快眠!横向き寝のオススメ枕5選・理想の寝姿勢をつくるコツをご覧ください。

価格:3,380円(税込)

高さ:13cm

大きさ:タテ42cm×ヨコ55cm

素材:ポリエステル

購入はこちら:Amazon / 楽天市場

7.ストレートネックならコレ

これで最後になりました。スマホヘビーユーザーにおくるネックフィット枕ですね。

その名の通り、よくスマホを使っているとなりがちな「うつむき姿勢」が多い方のために作られた枕。ストレートネック(首がずっと前のめりになっている状態)で悩んでいる猫背ぎみな方にオススメです。

特にこんな人にオススメ!
・首がガチガチに固まっている
・ふだんからPC作業が多い

デコボコ部分が歪んだ首をほぐしてくれる

この枕で寝てみると、首がマッサージされるような感じで気持ち良いです。なんと言っても首のデコボコ部分がこの枕の特徴でしょう。

1日のPC作業などで首がこり固まっていませんか?この枕が1日の終わりに首をほぐしてくれます。首がカチカチに固まっている方なら、この気持ちよさでスッと眠りにつけるかもしれません。

レビューでは「朝起きるのがとてもラクになった」という声も寄せられています。この枕で首がほぐされて、ストレートネックの改善にも一役買うかもしれません。

首をやや高めに支えるストレートネック向きの形

ただ、たしかに気持ちいいのですが、形にクセがあるため、やや人を選ぶ枕ではあります。首の部分が出っぱった形となっており、健康的な首の人にはやや高く感じられるためです。

逆に言うと、普通に立ったときも首が前に出ている猫背気味の方には合いやすいということでもあります。つまり、首をやや高めに支えてくれる、ストレートネック向きの枕だと言えます。

特に、ふだんからPC作業が多かったり、スマホを覗き込む姿勢が多い方は一度ラクな姿勢で壁に背中をつけてください。後頭部が壁につかなかったら、やや曲がり気味です。この枕を試してください。

ストレートネックの治し方に関しては、ストレートネック、治すコツは「枕の高さ」首にやさしいオススメ枕5選も合わせてご覧ください。

価格:8,618円(税込)

高さ:8cm

サイズ:タテ35cm×ヨコ50cm

素材:ウレタン・ポリエチレンパイプ

購入はこちら:公式ページ / Amazon / 楽天市場

枕の選び方は?ポイントは3つ

枕を買い換えるとき、なるべく失敗はしたくないですよね。

枕を選ぶ際、最低限みてほしいポイントは「高さ」「柔らかさ」「値段」の3つです。

1.自分にあった「高さ」

1つ目のポイントは、自分にあった高さの枕を選ぶことです。自分にとって高すぎず、低すぎずの枕がちょうど良い寝心地をつくります。

大まかな目安を出してから、理想に近いものを買うのが手っ取り早い方法でしょう。

自分にあった枕の高さは、下の表を参考にしてください。

体格
最適な枕の高さ
身長175cm〜の男性
高め(10cm~)
身長160〜175cmの男性・女性
中くらい(7cm~11cm)
身長〜160cmの女性
低め(6~8cm)

もちろん、あくまで目安ですので必ずしもピッタリになるわけではありません。

あなたの家に届いたら、枕の高さを調整して理想の高さにもっていくとピッタリ合うと思います。

2.自分にあった「柔らかさ」

2つ目のポイントは、自分にあった柔らかさを選ぶこと。頭があまり沈みこまず、やさしく支えてくれる、自分にとって心地よい柔らかさの枕がベストでしょう。体格が一つの目安になります。

まず、一般的な体格の方には、しっかりコシのある柔らかさの枕(この記事ではBetten Hoffman枕など)をオススメします。柔らかくフィットする枕でも良いのですが、頭が沈みこんだときに寝返りがうちづらく寝苦しさにつながる可能性もあるからです。

逆に、小柄な方は少しの重みでもフィットするような柔らかめの枕(この記事ではテンピュールなど)を選ぶと良いと思います。頭や首が小さめだと、しっかりした枕では沈みこみが少なく、安定感やリラックス感がうまれにくいためです。

もちろん、今まで使ってきた枕からどんな柔らかさが良いか分かっている場合は、好みの柔らかさを選んでいただいてかまいません。

3.枕の「値段」

最後は自分のお財布との相談になります。今回紹介した枕に関しては、気軽に買っていただけるようなるべく1万円以内のものを中心に紹介していますが、枕は高いものなら3万円を超える商品もあります。

基本的には、枕の高さがあっていて、心地よい柔らかさでリラックスできることが重要です。必ずしも値段の高い枕のほうが良いわけではありません。

ですが、きちんと納得して長くつかえる枕をを求めるなら、充分にお金をかけても良いとは思います。素材の質感も高いモノのほうが安心できますし、1万円以上の予算があれば、選べる枕の選択肢も広がりますよ。

以上3つが枕選びのポイントとなります。よりくわしい枕の選び方は、【最高の枕の選び方】3ステップで診断!あなたにオススメの枕はコレ!をご覧ください。枕の「高さ・柔らかさ・価格」別にくわしい紹介をしています。

合っている枕と合っていない枕の違い

というか、そもそも枕って買い換える必要あるの?今の枕でもグッスリ眠れているなら、もちろんそのままでも結構です。

ただ、何となく違和感があって「この枕最高!」とは言えないなら、枕を見直していただきたいのです。理想は、ラクな姿勢でリラックスして眠れる枕をつかうことです。

図のように、高すぎず、低すぎず、ちょうど良い柔らかさで支えてくれる枕があなたの快眠をつくります。これが、あなたに「合っている」枕となります。

寝たときにリラックスできるかどうかは枕で変わります。枕で寝つきが良くなれば、同じだけベッドにいても睡眠時間も伸びますよね。そのぶん翌朝にスッキリできるという意味でも、枕は大事なのです。

合っていない悪い枕はこんな枕

逆に合っていない枕をつかっていると、ムリな姿勢になって余計な力がかかってしまい、リラックスできません。つまり、快眠から遠ざかります。

何となく寝苦しくて、うまく眠れないことはありませんか。悪い枕をつかっている場合、次にあげることに心あたりがあるかもしれません。

  • 朝起きたときに枕がずれている
    →寝心地が悪く、夜中に動き回ったためです。
  • 朝起きたときに枕から頭が落ちている
    →高さが合っていないため、寝ている間に低いところを求めて動いたため。
  • 朝起きたときに枕の真ん中が大きくへこんでいる
    →頭の重さに対して、枕が柔らかすぎる証拠です。寝返りが打ちにくく、快眠から遠ざかっています。

こうした状態に心あたりがあれば、他の枕に買いかえることで、眠りが良くなるでしょう。

また、2~3年つづけて同じ枕をつかっている場合も、買い替えることをオススメします。素材が劣化し、枕がへたっている可能性があるためです。

グッスリ眠るための、枕の使い方のコツ

最後に、お使いの枕でよりグッスリと眠れるようになるためのコツを紹介します。

枕を買ったあとも、次の3点をやってみてください。

1.枕には肩を乗せるイメージで寝る

枕には首と頭だけでなく、肩を乗せるようにして寝てください

多くの人がやってしまいがちなのですが、枕に頭だけを乗せて寝ると、首に負担がかかってしまいます。

寝ていてもなんだかカラダが安定しないな…と思っているなら、肩を枕の端に乗せることで安定感がアップすると思います。

ただし低めの枕を使っている方や、柔らかめのマットレスを使っている方は、首だけを乗せる姿勢でも良いかもしれません。ちょうど良いポイントを探ってみてください。

2.高さを調整する

枕はちょうど良い高さが命です。高くしたり、低くしたりして微調整してみると、寝心地ががもっと良くなるかもしれません。

枕が高いと感じる場合

枕が高いと感じる場合は、次のように調整してください。

  • 中材やシートを抜く:枕のチャックを開いて、中に入っているわたやシートを少しだけ抜いてみましょう。
  • 横向きに寝る姿勢を変えてみる:あお向きで高いと感じていても、横向きで寝るとちょうど良くなるかもしれません。

枕が低いと感じる場合

枕が低いと感じる場合は、次のように調整してください。

  • 枕の下にタオルをしく:ご家庭にあるタオルをたたんで、枕の下にしいてみましょう。1cm程度の高さで、寝心地がずっと良くなることもあります。
  • 中材を足す:メーカーによっては問い合わせると枕の中身を送ってもらえます。あるいは、100円ショップなどで買ってきた素材をちょっと足すのもいいでしょう。

3.お手入れをしよう

こまめにお手入れをして枕を大事に使うと、より長く買ったばかりの寝心地も続くでしょう。できるお手入れとしては、次の3つになります。

  • 毎朝、起きたら枕をパンパンとはたく。枕についた汚れを落として、湿気を抜くはたらきがあります。特に羽根枕などは、中の素材の偏りをもとにもどすためにもやっておきましょう。
  • 洗濯をする。洗える枕に関しては、定期的に洗濯をして素材感を元通りにすると、長持ちします。
  • 定期的に枕カバーをかえる。つねに清潔な枕カバーを使うことで、寝心地はアップします。2枚以上は用意しておいて、2,3日〜1週間程度で汚れてきたら交換しましょう。

まとめ

気にいった枕は見つかりましたか。枕は毎日つかう大切なものだからこそ、最高だと言えるものを選んでほしいと思います。1日の終わりに寝たときのリラックスは枕で変わりますよ。ぜひ、良い枕で毎日の快眠を手に入れてください。

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