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瞑想がもたらす5つの驚くべき睡眠効果。よく眠れて頭も良くなる一番の方法
近年、瞑想の様々な効果が科学的に解明されており、注目されています。
瞑想は、いったいどのような効果をカラダにもたらすのでしょうか?
今回は瞑想の驚くべき効果を、近年の研究結果とともに5つ紹介していきます。
1.よく眠れるようになる
瞑想を行うことによって、ぐっすりと眠れるようになります。神経のバランスが整い、ベッドに入ってからの考え事や悩みをとりのぞくからです。
ある研究では、瞑想を行ったグループは、一般的な睡眠改善の指導をなされたグループよりも睡眠の質は高まったという結果もあります(1)。
また、瞑想は快眠ホルモンであるメラトニンのもと、セロトニンをつかさどる神経の働きを高めるため、良質な睡眠薬になるとも言われています。
2.集中力が増す
最も集中して、能力を発揮できる「フロー状態」を発生させるには、瞑想が有効です。
集中している状態の脳では、余計な意識が働いていません。マインドフルネス瞑想は、特に自意識をつかさどる部分の活動をおさえることによって集中した状態を作り出すと考えられています(2)。
3.ストレスが減り、精神が安定する
ストレスの大半は、過去と未来から来ます。つまり、「あのときああしておけばよかった」という過去の後悔と、「もしこうなったらどうしよう」という未来への不安です。
これらの思考は脳のストレスや疲れにつながり、うつ病との関連も否定できません(3)。
しかし、「今、ここ」に意識を向ける瞑想は、ストレスの原因となる思考を取りのぞきます。
不安をつかさどる脳の部位のバランスを整え、ストレス反応が減るといった報告もなされています(4)。
4.欲望や感情のコントロールができるようになる
脳には扁桃体という感情をつかさどる部位があります。瞑想を行い、外部からの刺激をあるがままに受け入れるようになれば、怒りをはじめとした感情の調節もできるようになります。
また、「甘いものを食べたい」といった衝動的な欲望を客観的に捉えることが可能になり、コントロールできるようになるとも言われています。
マインドフルネス瞑想によって、禁煙の成功率が2倍になったとの報告もあるほどです(5)。
5.脳の機能が向上する
端的に言えば、瞑想によってアタマが良くなります。
瞑想によるストレス低減法を8週間行ったところ、思考や知覚など脳の重要な機能をつかさどる、大脳皮質の厚さが増したとの報告がなされています(6)。
また、マインドフルネス瞑想は脳の8つの領域で変化が起こったとの研究もあり、脳の様々な機能向上に役立つことが分かっています(7)。
まとめ
瞑想の5つの効果
- よく眠れるようになる
- 集中力が増す
- ストレスが減り、精神が安定する
- 欲望や感情のコントロールができるようになる
- 脳の機能が向上する
脳に様々な嬉しい効果をもたらすのが瞑想です。お金もかからず、1日5分からでも始めることができます。自分にあった方法で、取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考文献
- Mindfulness meditation helps fight insomnia, improves sleep
- How to Get Out of Your Own Way (and the Brain Science Behind It)
- The default mode network and self-referential processes in depression
- Stress reduction correlates with structural changes in the amygdala
- Mindfulness training for smoking cessation: results from a randomized controlled trial
- Meditation experience is associated with increased cortical thickness
- Is meditation associated with altered brain structure? A systematic review and meta-analysis of morphometric neuroimaging in meditation practitioners
- 世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
- 仏教と脳科学―うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで