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ブルーライトで大切な睡眠が台無しに!?今日からできる3つの対策法とは
最近よく名前を聞く「ブルーライト」。いったい、どれほどの悪影響があるのでしょうか?
結論から言えば、毎日ぐっすりと眠りたい方はブルーライトへの対策をとっておくべきです。ブルーライトは、ほぼ確実に私たちの睡眠に悪影響をおよぼすからです。
今回は、そんなブルーライトについて知っておきたいことと、今日からできる対策法についてお伝えしていきます。
ブルーライトとは
ブルーライトとは、文字どおり青色の光のことです。身の周りの光には、紫色や赤色など、様々な色があり、その中の青色の光をブルーライトと呼んでいるのです。
ですので、ほとんどの光にはブルーライトが含まれています。目に見える光のおおよそ3分の1は、ブルーライトに分類されます。たとえば空を青くしているのも、太陽光にふくまれるブルーライトです。
ブルーライトはパソコンやスマホから発せられるだけではなく、意外と身近なものなんですね。
ブルーライトがもたらす良い効果
ブルーライトには、人間の能力を引きだす良い効果があります。
ブルーライトは太陽の光に多く含まれているため、ブルーライトが目に入ると、人間の脳は「朝だ」と脳が感じます。よって、ブルーライトによって人間の活動モードのスイッチが入るのです。
ある研究によると、ブルーライトを目に入れることによって、記憶力や集中力などの脳の機能が向上したとの結果もでています(1)。
ブルーライトがもたらす悪い効果
しかし、ブルーライトは良い面ばかりではありません。特に、夜はブルーライトが眠れなくなる大きな原因になります。
上でお伝えしたように、ブルーライトは人間の活動モードのスイッチを入れてしまいます(2)。
つまり、夜にブルーライトが目に入ると、私たちのカラダは「まだ日中だ」と勘違いしてしまい、体内時計が狂ってうまく眠れなくなってしまうのです(3,4)。
ブルーライトで睡眠ホルモンが出なくなる
ブルーライトが最も影響する睡眠について、もっと詳しくみていきましょう。
私たちのカラダでは、夜になるとメラトニンという睡眠ホルモンが出ます。メラトニンは、身体に「もう夜ですよ」と伝えて、眠る準備を整えてくれる役目をもっています(5)。
しかし、上の図のように、メラトニンを出すスイッチはブルーライトよってオフになり、メラトニンは大きく減ってしまいます。
実際の実験でも、ブルーライトの悪影響は示されています。図の下の方の線は、夜中じゅう明るい部屋で過ごした場合のメラトニンの変化です。メラトニンは全く出なくなっています。
つまり、夜に浴びるブルーライトでグッスリと眠れなくなる可能性があるのですね。
しかしメガネをかけてブルーライトをカットすれば、暗い部屋で過ごした場合とほとんど変わらない結果も出ています(6)。
ブルーライトの他の影響は?
ブルーライトによってメラトニンが不足すると、眠れないだけでなくメタボや肥満、ガンやうつ病の原因にもなるとされています。
また、目の網膜にダメージを与え、視力を奪う危険があるとも言われ、睡眠のほかへの悪影響にも注意するべきでしょう(7)。
今日からできる3つのブルーライト対策
以上をふまえると、ブルーライトに対して何らかの対策をとるのが良いでしょう。特に、グッスリ眠りたい方は絶対にやっておくべきです。
ブルーライトの対策法としては、次の3つの方法を試してみて下さい。
1.寝ている間の寝室は真っ暗にする
もっとも簡単な方法です。明るい部屋では、脳がまだ日中だと勘違いしてしまいます。
寝室を文字通り「真っ暗」にしましょう。少しの光でも消すようにしてください。よりグッスリと眠れるはずです。
2.寝る前の照明を暗めにする
夜、寝る前まで明るい部屋で過ごしていませんか?寝る1時間前になったら照明を暗めにしてください。
オレンジ色の照明に落として、リラックスタイムを過ごすのがうまく眠るコツです。
また、寝る前の過ごし方については、寝付きを良くしてぐっすり眠れる!今日から始める入眠儀式のススメを参考にしてください。
3.ブルーライトをカットするソフトを使う
パソコンやスマホの画面からは多くのブルーライトを出ています。もちろん寝る前は使わないのがベストですが、対策ソフトを使えば、画面のブルーライトをある程度おさえられます。
以下のソフトや設定を試してみましょう。目がさえて寝つきが悪くなるのを防ぎます。
iPhone:Night Shift
Android:Twilight
Mac:f.lux
Windows:f.lux
ブルーライトカットのメガネは買うべき?
ブルーライトをカットするメガネは買うべきなのでしょうか?
以上の方法も試した上で、さらにグッスリ眠りたいという人は買うべきでしょう。
特に、仕事などでパソコンをよく使う方は、夜まで画面を見ることになりますよね。グッスリと眠るために、夜になったらメガネをつけておくのをオススメします。
ブルーライトと良いつきあい方を
ブルーライトとの良いつきあい方は、メリハリを持って接するということです。
朝はブルーライトを目に入れて身体の活動モードをオンにし、夜はブルーライトを避けてオフにする。これが賢いやり方です。
メリハリのある毎日のために、日中はブルーライトを取り入れて、夜はしっかり対策をとってみてください。
まとめ
ブルーライトは、決して特殊なものではなく、身近な光の一つです。
しかし、大切な睡眠をうばってしまう原因でもあります。ブルーライトカットのメガネや、ソフトウェアなど、夜はなるべく避けるような対策をとっておくことが、より良い睡眠につながります。