東京ベッドのマットレスの口コミ・評判は？特徴や人気おすすめ商品も解説

睡眠の質にこだわりたいからマットレスの性能が良ければ、値段が高くても高品質の商品が欲しい。マットレスの衛生面が気になるから、日本特有の気候に適したマットレスが欲しい。そんな方におすすめしたいのが、東京ベッドのマットレスです。

この記事では、東京ベッドのマットレスの評判や口コミ、おすすめ商品や気になる点などを紹介します。ぜひ東京ベッドのマットレス選びの参考にしてください。

東京ベッドはどんな会社？

東京ベッドは日本で初めてポケットスプリングを開発した、1928年創業の老舗ベッドメーカーです。千葉県柏市にマットレスの工場があり、ベテラン職人が手作業で丁寧に仕上げています。

東京ベッドでは長年積み重ねきた独自技術によるマットレスの研究、開発がおこなわれています。フランスベッドと同じグループ会社で、フランスベッドが使用している「ブレスエアーエクストラ」という、通気性が格段に良くなる素材が一部のマットレスに使われています。

独自の技術と、フランスベッドの良い素材も取り入れるなど質の高いマットレスを販売しているメーカーです。

結論！東京ベッドのマットレスの口コミ・評判：総合評価は5点満点中4点

東京ベッドのマットレスについて検証し、口コミや評判などをもとに以下のような評価をおこないました。

5点満点で評価しています。

それぞれの評価項目の点数について解説します。

総合評価点数は4点！東京ベッドは日本に合ったマットレスの開発に強い

東京ベッドは90年以上わたり日本の気候、日本人の体型に合ったポケットスプリングを研究、生産し続けています。湿度が高い夏場でも快適で清潔な眠りができるよう、寝心地はもちろん通気性と衛生面にこだわりを持って作っています。

総合評価は5点満点中4点と高品質なマットレスです。しかし、気になる点もあります。他の評価項目の内容を詳しく説明します。

仰向け寝は4点！スプリングがふんだんに使われていて寝心地もバツグン

東京ベッドのマットレスは体圧分散にすぐれています。負担がかかりがちな腰回りがベッドに沈みこまないよう、マットレス中央部分には太めのスプリングが配置されているのです。

シングルサイズでもスプリングが600個以上使われており、体を点でしっかり支えるため理想の寝姿勢で眠れます。

横向き寝は4点！肩に負担がかかりにくい構造

頭～肩甲骨のあたりにはやや細めのスプリングを使用し、硬さが必要な腰回りの部分とは異なるもの使っています。横向きの際に、圧がかかりがちな肩に負担がかからない構造になっているのです。

肩への負担が軽減されるため、体を痛めにくく快適に眠れますよ。

端の沈みこみは4.5点！端には強度の高いコイルを使用

マットレスの両端には、より強度の高いスプリングを使用しています。端が沈みこみにくいので広々とマットレスの上を使うことができるうえ、マットレスの端に手をついても安定して立ち上がれますよ。

端が沈みこみにくいマットレスを2台並べると、つなぎ目が気にならないので家族など複数で寝ても大丈夫な作りです。

通気性は5点満点！東京ベッドこだわりの通気性を追求

通気性に関しては特に、東京ベッドのマットレスは全てのグレードでこだわりを持って作られています。少しでもマットレス内の湿度を下げるための素材を使用しているのです。

例えば、比較的値段が手に届きやすいrev7（レヴセブン）シリーズは、通気性を保てるようマットレスのマチ部分が全面メッシュ仕上げになっています。

寝返りは4.5点！バランスの良いマットレス構造

体の中心部があたるマットレスの中央部分は硬めの作りになっており、寝姿勢のバランスが自然にとれるようになっています。

体の負担なく体が回転できるため、寝返りの際に目が覚めることが少なくぐっすり眠れます。

底つきのなさは5点満点！重厚な作りのマットレス

東京ベッドが販売しているマットレスの多くは、高さが27cm以上あるので重厚感があり底つきを感じることはないでしょう。一方、電動用リクライニングに使用できるインテグラシリーズのムーヴは、17cmとやや低め。

しかし、人の体温に反応して硬さが変わる「ヴィスコポア」というスイス生まれの素材が使用されています。35℃以上の温度で硬さが安定し体にちょうどよくフィットするため、体が落ち込みにくく底つきを感じにくいことが特徴です。

厚みがたっぷりなくとも、マットレスの素材で底つきのなさをカバーする技術力は東京ベッドならではです。

素材の品質は4.5点！こだわりの日本製マットレス

東京ベッドのマットレスは日本製にこだわっており、千葉県柏市の自社工場で生産されています。安全面・衛生面に配慮した全日本ベッド工業会認定の「衛生マットレス」に適応した商品です。

マットレス内部の詰め物部分にも様々な工夫がされ、ウレタンだけではなく抗菌防臭加工綿や抗菌不織布などを使用しています。

耐久性は4点！密度の高い8巻コイルで耐久性アップ

ポケットコイルマットレスの寿命は大体7～9年。東京ベッドのマットレスはグレードによって異なりますが、同じくらいの耐久年数と推測されます。

しかし、東京ベッドのマットレスのスプリングは熱処理が施されており、しなやかさと強さを向上させています。巻き数密度が高い8巻を主に使用しているため、一般的なマットレスと比べて耐久性はある程度期待できるでしょう。

衛生面は5点満点！日本の湿度対策を考えて作られたマットレス

東京ベッドのマットレスは「日本人による、日本人のためのマットレス」をモットーに作られています。日本特有の湿度対策が施されており、全日本ベッド工業会の衛生マットレスの基準を満たしているので安心して使えますよ。

最上級のマットレス「α-Value（アルファ・バリュー）」シリーズには、防カビ防ダニ加工された繊維を使用するなど、快適に清潔に眠れるよう東京ベッドは日々研究をおこなっています。

取り扱いやすさは2.5点。20㎏以上あるマットレスの重さがネック

シングルサイズの平均的なポケットコイルマットレスの重さは18㎏～20㎏。しかし東京ベッドのマットレスで1番軽いものでもインテグラのムーヴが18.2㎏、2番目に軽いものがレヴセブンシリーズのポピュラーソフトタイプで19.7㎏です。

他の大半のマットレスは20㎏を軽く超えるものが多く、厚さもあるため女性や高齢の方が一人で、マットレスのローテーションをすることはやや困難。取り扱いやすいマットレスとは言い難いでしょう。

価格は3点。マットレスの値段はレヴセブンシリーズ93,500円から

東京ベッドのマットレスは、安い価格設定にとらわれない徹底的に質にこだわったマットレスを作っています。シングルサイズでも最低価格は93,500円（税込）からの販売です。(※公式サイトの価格です）

格安マットレスの取り扱いはありませんが、日本製で日本の気候に合った高品質なマットレスをお探しの方には、ベストな商品に高確率で出会えます。

東京ベッドのマットレスの評価まとめ

東京ベッドのマットレスは高品質、高機能、高価格です。清潔なマットレスで快適に安心して眠れるよう、自社工場で製造、販売をおこなっています。

品質にこだわり、日本国内の工場で作られているため値段は高額になりがちです。しかし、日本の高温多湿な気候に合わせて通気性はもちろん、衛生面に特に気を配った作りになっています。

詰め物素材には抗菌防ダニ加工が施されたものを使用し、吸湿性の高い素材を使うなど目に見えないところを丁寧に作っているのです。

日本の気候に合った、本当に良いマットレスをお探しの方には最適ですよ。

東京ベッドのマットレスの基本スペック　3種類を解説

東京ベッドのマットレスは「アルファ・バリュー」「インテグラ」「ファイテン」「トキオ・レインフォース」「トキオ」「レヴセブン」の6つのシリーズがあり、全部で26種類のマットレスがあります。

今回は人気のある「レヴセブン」「トキオ」「インテグラ」シリーズから、それぞれ1種類ずつマットレスのスペックをご紹介します。

東京ベッドのスタンダードなマットレス：Rev7（レヴセブン）ポピュラー

レヴセブンは3種類グレードがあり、その中から更に硬さを3種類から選択可能です。

硬さにより値段が変わり、ハードタイプは値段が高くなります。手に届きやすい価格が魅力のポピュラーシリーズを紹介します。

腰・エッジ部分を強化したマットレス：TOKIO（トキオ）Newリバティ

トキオシリーズには3つグレードがあります。

中間のグレード、Newリバティのスペックは以下の通りです。

世界最高峰の低反発素材使用：integra（インテグラ）Newグランデ

スイスで開発された世界最高水準の低反発フォーム、ヴィスコ・ポアを使用したインテグラシリーズは4つグレードがあります。

最上位のNewグランデのスペックを紹介します。

東京ベッドのマットレスの特徴　3つパートX50】東京ベッドのマットレスの特徴　3つ

高価格ではありますが、品質は確かな東京ベッドのマットレス。他社のマットレスと比較して、どのようなことが特徴として挙げられるのか3つ解説します。

高温多湿な日本の気候に合わせたマットレス

東京ベッドのマットレスは通気性と、衛生面に配慮した作りになっています。大量の空気の出入りを可能にした、高通気メッシュベンチレーションがマットレスの側面に施されているのです。

上位モデルになるとそれに加えて、モイスチャリズムやブレスエアーなどの特殊な吸湿素材を使用。湿気をマットレス内にたまらせない作りに力を入れています。

医療用に特化したマットレスも販売

東京ベッドは創業当時からホテルや病院に向けたマットレスを製造、販売をしてきました。介護や看護が必要な方にも最適なマットレスを購入できます。

インテグラシリーズは「ヴィスコ・ポア」という特殊な素材と、ポケットスプリングを組み合わせており、それぞれの良さを上手く活かしたマットレスです。床ずれ防止が期待できる高度な作りが評価され、病院や施設に5万床の納入実績があります。

インテグラシリーズやアルファ・バリューシリーズには、電動リクライニングベッドに対応したマットレスが販売されています。

リラックス効果があるマットレスの開発

東京ベッドと、京都府に本社がありスポーツ関連商品などを販売しているファイテン社とコラボレーションしたマットレスが2種類あります。

「アクアチタンX」というファイテン社が開発した素材は、心身をリラックス状態にさせやすくする効果が期待できるものです。アクアチタンXのリラックス効果と、東京ベッドの寝心地を良くするマットレスの技術で、リラックスと快眠へと導きます。

マットレスの素材にリラックス効果がある繊維を使用するという独創的な発想は、長年マットレスを作り続けてきた東京ベッドならではですね。

東京ベッドのマットレスのSNS口コミ＆評判

日本の気候に合わせた作りで、千葉県内の工場で丁寧に作られている東京ベッドのマットレス。実際に購入して使った人達はどのような感想を持っているのでしょうか。

良い口コミと、気になる口コミをそれぞれまとめました。

良い口コミ＆評判

質にこだわっているマットレスなので、寝心地は良いようですね。ぐっすり眠れるようになった、腰痛が気にならなくなったとの評判もありました。

マットレスの構造もしっかりしているため、10年以上使っても違和感なく眠れているという口コミもあります。中には15年使ったという方もいるようです。マットレスのローテーションをすると、寿命目安より長く使えそうですね。

気になる口コミ＆評判

マットレスには重厚な作りになっているので、女性や高齢者など力があまりない方が一人で設置するのは少し難しいかもしれません。設置サービスがあると心強いです。

「値段が高い」「予算オーバーした」など、金額に関する口コミはあります。ですが、マットレス自体の気になる口コミはネットショップ、SNS共にかなり少ないものでした。

マットレス商品そのものに対する評価はおおむね高く、寝心地に関する気になる口コミはほどんどない、と言ってもよい状態です。

東京ベッドのマットレスとサイズと価格一覧

東京ベッドの公式サイトでは、26種類のマットレスを取り扱っています。この記事ではマットレスの種類とグレード数、種類の中の最低金額と最高金額、大まかな特徴をご紹介します。

気になるマットレスがあれば、公式サイトで詳細をチェックしてみましょう。

東京ベッドのマットレスのメリット・デメリット

品質も寝心地も良い東京ベッドのマットレス。どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれについてまとめました。

東京ベッドのマットレスのメリット

通気性と衛生面が気になる方には特に、東京ベッドのマットレスはおすすめです。高温多湿の日本の気候に配慮した作りになっています。

寝心地もよく、マットレスの位置によってコイルの太さを変えるなどの工夫もたくさん詰まったおり、快眠へと導いてくれます。

東京ベッドのマットレスのデメリット

東京ベッドのマットレスは日本国内で作られており、質にもしっかりこだわって作られているため価格が高くなりがちです。低価格のマットレスを探すことは難しいでしょう。

マットレス内部にポケットスプリングや詰め物をふんだんに使われているので、重さも厚みもあります。力に自信がない方が動かす際は、2人以上ですることをおすすめします。

東京ベッドのおすすめマットレス5選

東京ベッドのマットレスは26種類あります（※公式サイト調べ）。種類がたくさんあるとどれが良いか悩みますよね。

おすすめのマットレスを5つ厳選したので、マットレス選びの参考にしてください。

phiten(ファイテン)【エキスパートX50】

東京ベッドのマットレスの中ではしっかりした硬めの寝心地が特徴です。筋肉質な方や、体重が重い体型の方でも沈みこみにくい作りになっています。

詰め物に「ブレスエアーエクストラ」という素材が使われています。高密度のスプリングと合わせることで効果を発揮する特殊素材です。蒸れにくいうえに寝返りがしやすく、快適にぐっすり眠れます。

TOKIO(トキオ)【NEW RZ】

腰痛が気になるけど、あまり硬い寝心地は好みではないという方におすすめなのが、人気のトキオシリーズの上位グレードNEW RZです。

マットレスの表面はピロートップ仕様で、ソフト感がある優しい寝心地なため硬さを気にせず気持ち良く眠れます。

integra(インテグラ)【ウエーブ　レギュラーマイルド】

低反発フォームを使用したマットレスですが、沈みこみすぎず程よく体にフィットします。通気性が良いうえに、体圧分散に優れたヴィスコ・ポアをいう素材を使用しています。

一般的な低反発の素材に比べて耐久性があり、ドイツの工業規格10年相当試験をクリア済みのへたりにくいマットレスです。

α-Value(アルファバリュー）【シルバーコートX】

衛生面と寝心地にこだわった東京ベッドが作り出した最上級のマットレスです。ナイロン繊維に純銀をコーティングした特殊繊維X-staticを表布地に使用しています。銀の力で抗菌、防ダニ、防臭、静電気を防止。

ポケットスプリングをふんだんに使用し、極上の寝心地を追求しています。

Rev7（レヴセブン）【ポピュラー】

金額重視の方にはおすすめのマットレスです。東京ベッドの中では一番手に届きやすい価格帯ですが、質は確かな商品。一般的なポケットスプリングマットレスのシングルサイズのコイル数は400～600本です。

しかし、レヴセブンのコイル数は648本とやや多めの量を使用しています。多すぎないちょうど良いコイルの動きが一つ一つしっかり機能するので、寝返りがしやすく心地よく眠れます。

東京ベッドのマットレスをお得に買う方法

質が高い東京ベッドのマットレスですが、値段が高め。予算内に収まるようにお得に買いたいですよね。

どのようなところで買えばお得に手に入るのでしょうか。以下のような方法があります。

関東近郊にお住まいの方は、千葉県柏市にある東京ベッドの自社工場でおこなわれるアウトレットセールがおすすめ。開催時期は不定期ですが、秋～冬にかけておこなわれることが多いようです。

千葉県まで行くことが難しい場合は、東京ベッドの取り扱い店でセール期間中に購入するか、楽天市場などでポイントを使って購入するといいですね。

公式サイトでは販売していないのでご注意ください。

東京ベッドのマットレスの気になるQ&A

東京ベッドのマットレスを購入しようかな、と思っても使い方や安全性が気になりますよね。気になる疑問を以下にまとめています。

フローリングや床に直置きして大丈夫？

通気性の作りが良いマットレスですが、ベッドフレームを使うことを想定されて作られているので、直置きは避けましょう。直にマットレスを置くと底面の通気性が悪くなるため、劣化が早くなりカビの原因になります。

赤ちゃんや小さい子どもが使ってもいい？

インテグラシリーズに使われているヴィスコ・ポアはEUの有害限界基準適合をクリア。3歳以下の乳児や幼児に安全に使える認定を受けています。病院や施設にマットレスの納入実績がある東京ベッドのマットレスは、衛生面や安全性も高いので安心して使用できます。

マットレスは洗える？お手入れ方法は？

一部マットレスのカバーは取り外し可能で洗えるものもありますが、マットレス本体は洗えません。シーツとベッドパッドを使用しましょう。定期的に裏表や上下を入れ替えて、マットレスがへたらないようにローテーションをすることがおすすめです。

保証期間はどれくらい？返品や交換はできる？

購入店舗や商品にもよりますが保証期間は約1年～2年です。体に合わないから返品したいという自己都合による返品や交換はできません。事前に店頭でマットレスの実物に触れたり寝てみるなどして、使い心地を入念に確認することをおすすめします。万が一、マットレスに不備があった際は早めに購入店舗に連絡しましょう。

東京ベッドのマットレスの口コミ・評判まとめ

「日本人による日本人のためのマットレス」を追求し、マットレスを90年以上作り続けている東京ベッド。お手頃な価格の商品はありませんが、質の高さに徹底的にこだわって作っています。

寝心地はもちろん、衛生面や通気性を保つため高品質な素材を使用し、高温多湿な日本の環境でも快適に眠れる作りのマットレスです。

寝心地と衛生面の二つを追求するなら東京ベッドのマットレスは、間違いない商品がそろっています。気になる方は販売店で直にマットレスの寝心地を体験して、最適な商品を探してみましょう。